アート

特別展 源氏物語の1000年-あこがれの王朝ロマン-

千年前に、世界初の「物語」源氏物語が誕生 ⇒面白いので写本を作るよ ⇒豪華に挿絵を入れるよ ⇒絵を見るだけで源氏と分かるようになったよ ⇒萌えるよ ⇒絵を描きまくるよ ⇒源氏イラストの隆盛 ⇒設定が複雑で理解が大変だよ ⇒用語集作るよ ⇒辞典作るよ ⇒心情の…

バウハウス・デッサウ展が終了

あの狭い会場に約83,900人もの来場があったそうで。そうか、本当に人気があったのかバウハウス。 大学自体が美術館を運営できているのはうらやましい。芸術を教えるからには、方法だけでなく結果も見せたほうが効果的でしょう。うちの大学は学生制作の展示ば…

「アート・スコープ 2007/2008」展

気が向いたので、何があっているのかも調べずに原美術館へ。「アート・スコープ 2007/2008」展という日独交換交流の作品発表会をやっていて、これが大当たりでした。美術館のモダン建築と一体化した展示は、歩いて回るだけでもエキサイティング。無機質な効…

バウハウス・デッサウ展 BAUHAUS experience,dessau

東京藝術大学大学美術館で開催の、バウハウス・デッサウ展を観てきました。最終日だからか行列ができていて、会場内も人でぎっしり。バウハウスって、そんなにメジャーだったのか?! 学生のための演習作品としてガラスや金属板での空間構成が展示されており…

没後50年 横山大観―新たなる伝説へ:国立新美術館(THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO)

陶芸を分かるには日本画も知っておいたほうがいいかなと、横山大観展へ。最終日前だからか、大混雑ぶりに驚いた。幅広い客層で館内はぎっしり。日本画とはこんなに人気のあるものだったのらしい。 横山大観の絵は物語の一コマを思わせるものが多い。その物語…

開館20周年記念 戸栗美術館名品展 鍋島−至宝の磁器・創出された美−

鍋島焼は藩の御用窯で、他藩への贈答用や将軍家への献上品として装飾性の高い皿などを主に製造した。今回の名品展では鍋島焼を時代やテーマに沿って陳列してあり、その特色や変化が分かりやすい。 売り物ではなかっただけあって、鍋島焼は採算度外視して豪勢…

松岡美術館 中国陶磁名品展

故松岡清次郎氏のコレクションを展示している松岡美術館に行って、中国陶磁の展覧会を見てきた。 陶磁の展示は一室のみで行われており、幅広い年代の品を少しずつ並べてあるので物足りなさは否めない。年代別の変遷を知るにも、さすがに少なすぎるようだ。自…

五島美術館 茶道具取合せ展

茶室の床の間を原寸模型としてしつらえ、茶会記を参考に道具の取合せを再現、という趣向の茶道具展覧会。 ミニチュア的にこじんまりとまとまった展示を想像して出かけたが、もっと幅広く、茶道具の収蔵品を一堂に会した展示だった。前々回に展示した井戸茶碗…

菊池寛実記念 智美術館 十四代酒井田柿右衛門展

打って変わって、こちらの智美術館は洗練の極み。モダンなデザインのビルは入り口に飾り気もなく、入るのを躊躇してしまった。思い切って中に進むと、壁にはコラージュ作品、手すりはガラス工芸作品の、うねる階段が地下の展示室へと案内してくれる。わざわ…

大倉集古館 町田市立博物館所蔵 −光と彫刻の芸術−

陶芸を分かるためには工芸全般を知ろうということで、大倉集古館のガラス展を見に行く。 大倉集古館には今回が初訪問。入り口や庭には、時代や場所を超越して無造作に石仏や木造彫刻の類が並べられており、日本に中国にインドネシア系、さらに創設者である大…

開館30周年記念展 II 工芸の力―21世紀の展望

東京国立近代美術館・工芸館にて開催中の、「開館30周年記念展 II 工芸の力―21世紀の展望」を見てきた。陶芸の昔ばかり見るんじゃなくて、今も見た方が理解も深まるだろうなどと考えてみた。 まず、この工芸館は建物自体が工芸作品であった。重要文化財の旧…